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株式会社アナザーヒストリー Another History

コーチングブログ

なんの制約もなかったら

未来を描く質問とは?

人が目的にすることの一つに「ビジョン」があります。

ビジョンは、一般には「将来のあるべき姿」のことです。

コーチングでは、クライアントのビジョンを知りたくて「なんの制約もなかったらどうなっていたらいい?」などと質問します。

 

 

 

ビジョンは具体的な場面から描く

コーチングにおけるビジョンとは『望む未来を象徴する具体的な一場面』のことであり、それは、今現在の制約からは自由なものです。

それは『一次元上の目的が実現されている(ことを象徴する)場面』ということになります。

 

まずは、「例えば、の場面」であることを理解してもらえばよいと思います。

つまり、「一次元上の目的が実現しているというのは、例えばこんな感じ」というように、クライアントが描いた具体的な場面であるということです。

その理解の上で、「例えば、の場面」はいろいろあるわけですが、その中でも、一次元上の目的が実現している世界を象徴するような一つの場面を、ビジョンと呼んでいるということなのです。

ビジョンは「例えば、の場面」であるし、「象徴であるような場面」ですから、それがそのまま実現しなければいけないわけではありません。

大切なのは、ビジョンによって本人の感情が動くこと、モチベートされること、そして、やる気や勇気が湧いてくることです。

 

ぜひ、よりモチベートされるビジョン(一場面)を作ってみてください。

・こんな未来にしたい!
・こんな可能性もあるんだ!
・少しでも近づけたい!
・この未来のためなら努力してみたくなる!

そういう状態にしてくれるのがビジョンなのです。

 

 

ビジョンは周りの人との繋がりの中にある

そして、そのビジョンには『共同体感覚』があふれていることも大切です。

その世界では、皆に居場所があり、皆が自分らしく、お互いに貢献し合っている。

そんな場面だからこそ、私たちは一層モチベートされますし、そのビジョンをきいた他人もそこに共鳴し、新しい未来の実現に向かって協力してくれるのです。

あなたが大切にしたい価値観が、究極の形で現実化している場面がビジョンです。

ですから、価値観の象徴がビジョンであり、ビジョンには価値観が含まれています。価値観とビジョンとは表裏一体なのです。

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