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株式会社アナザーヒストリー Another History

コーチングブログ

相手を引き出す6つの質問

「インタラクティブリスニングの6つの質問」

ただひたすらに話を聞いてもらえるだけで、心が軽くなるものですが、聞いてもらったことで自分の内面の新たな気づきを得ることができると、その後の行動は大きく変わることでしょう。

では、どのように聞けばまだ気づいていなかった内面にたどり着くことができるでしょうか。

今日は、その方法として「インタラクティブリスニングの6つの質問」をご紹介します。これらの質問は、相手の話の流れに沿いつつも、相手が話していない(まだ言語化されていない)領域に意識を誘導していくものです。

ですから、相手の話の腰を折ることなく、話を深めたり拡げたりすることができ、結果、相手の意識が変化することをサポートするのです。

これらの質問をする際は、非言語も大切です。詰問調にするのではなく、相手の話に関心があるからこそ、「教えてほしい」という態度で聴くことが大切ですし、答えてもらったら、
「そういうことだったんだね。ありがとう」という気持ちを態度で表すことも大切です。

1)「◯◯っていうのは?」

具体化の質問です。

相手はより具体的に説明しようとする中で、自分の内部を探索し始めるのです。

2)「どうして(そう思うの)?」

理由や目的に意識を向けさせます。

このことにより、相手は少し高い視点から自分の言ったことを再検討することになります。

3)「他には?」

意識を拡げます。

特に、繰り返し「他には?」と質問されることで、考えたこともなかった領域まで意識が拡がり、何かが発見されていきます。

4)「言ってみてどう?」

ここまでの振り返りを促します。

相手は自身が発した言葉をもう一度振り返って吟味しながら、まとめたり整理したりを始めます。

5)「だから?」

話していなかったその先へと相手を促します。

相手の思考を進めたり、相手の状況や意思を明確にしたりする効果を持っています。

6)「だけど?」

相手が今言っていることと逆の側面に相手を導きます。

相手の課題などを導き出すのにも便利な質問です。

はじめは、これだけの質問でいいのか不安になるかもしれませんが、「教えてほしい」という姿勢で話を聞いていくと、相手が、必要なことに自ら気づいていく手助けができます。

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