プロコーチ養成スクール
アナザーヒストリーの
コーチングのポイント
アドラー心理学とは
アルフレッド・アドラー(1870~1937)は、フロイトやユングとならんで、臨床心理学の基礎をつくった人物として評価されています。アドラーは「人間の認知や行動について」「他者や社会との関係について」「幸福について」などといった多くの分野で、独自の理論を生み出しました。そして、それを応用したカウンセリングの方法や教育の方法なども教えてきました。
後年、その影響は、フランクルやマズロー、ロジャースといった人間性心理学の諸流派をはじめ、認知行動療法、家族療法、ブリーフセラピー、ポジティブ心理学などへと広がっています。また『人を動かす』のD.カーネギー、『7つの習慣』のS.コヴィーなども、アドラーの影響を受けていると言われています。
しかし、特に日本では、一般的な知名度はこれまで低いままでした。2013年に出版された『嫌われる勇気』によって、広くアドラーの名が知られることになったのはご存知の通りです。
プロコーチ養成スクールは2010年に開講し、アドラー心理学の理論と哲学をベースに、世界中の心理療法とメンタルスキルを統合・進化させ続けています。いわゆるコーチングの領域だけでなく、カウンセリングや瞑想の手法も取り入れていることも特徴の一つです。6ヶ月間のプロコーチ養成スクールは、ビジネス・教育・スポーツの現場などですぐに取り入れやすいよう再整理し、ステップバイステップで習得できるプログラム。専門的かつ実践重視のスクールです。
アドラー心理学をベースとした
コーチングのポイント
共同体感覚自己受容・他者信頼・
所属感・貢献感が
共同体感覚をもたらす
共同体感覚が得られているとき、
人は幸せを感じます。
目的論私たちの人生には、
目的がある
目的に気づき、現在や過去のポジティブもネガティブも受け入れ、リソースや能力を活かしながら、目標に向かって行動し学ぶ、その繰り返しが、私たちの人生を豊かにします。
主体論誰もが人生の主人公
人は、完璧ではないけれども、完全な存在。誰もが自分の人生に責任を持ち、クリエイティブに人生を切り開いていくことができます。
認知論認知は人それぞれ
ひとりひとり、モノの見方・考え方・感じ方、価値観・信念は違います。「考え方」が変わると「態度」・「行動」・「周囲」も変わり、人生が変わります。
全体論・対人関係論私たちは全体的な存在
他人同士や自分の内側で起きる葛藤や矛盾は、掘り下げることで、必ず有意義な意味や共通の目的を見つけることができます。私たちは、目的に向けて協力しあえる存在です。
仮説検証仮説検証で学び成長し、
目的を実現
ひとりひとりの人生の課題に向き合い、目的を実現するために、仮説を立て、行動し、その結果やプロセスから学びます。仮説検証サイクルは、成長と目標達成の両方を促進します。