コーチングブログ
良い心の状態を作る方法
心の状態と身体の状態
心の状態は、身体の状態に影響を受けます。
例えば、胸を張ってまっすぐ前を見て、大きな声で喋ってみたら、落ち込んだ状態でいるのは難しいと思います。
一般には、心の状態が身体の状態を作ると思われるかもしれませんが、心の状態と関係なく先に身体の状態をつくってしまうと、心の状態が身体に影響を受けることもあるのです。
ですから、欲しい心の状態になりやすい姿勢や動き、表情、呼吸、スピードなどに変化させるのも有効なのです。
心の状態と意識の向け先
心の状態は意識の向け先にも影響を受けます。
・何を見るか?
・何を聞くか?
・何を感じるか?
をコントロールすることで、心の状態が変わるのです。
欲しい心の状態に近づけてくれる過去の出来事や未来のイメージにしっかりと意識を向けてみたり、気分をあげる写真を見たり、音楽を聴いたりと、意識の向け先をコントロールすることで心の状態を変えるのです。
普段から心の状態をコントロールする練習をしておくと、心の状態を変えることに脳が慣れていきますから、よりたやすくなってきます。
心の状態と使う言葉
心の状態は、使う言葉にも影響を受けます。
普段から自分の使っている言葉(脳内で流れている言葉も含めてです)に意識的になると、使う言葉と心の状態の関係に敏感になってきます。
自分の心の状態を悪くする言葉を避け、心の状態を良くする言葉を使うようにすることで、心の状態をコントロールしやすくなります。
良い状態の作り方が見つかったら
良い状態の作り方が見つかったら、メンタルリハーサルを行なっていきます。
実際にアクションを取るシチュエーションを想像して、その状況の中で心の状態を作る練習と、その後にアクションをするイメージをしてみて、上手くいきそうか確認してみるのです。