コーチングブログ
役に立つ目標
先週のおさらい
目標設定に大切なものは「目的」(「価値観」と「ビジョン」)であることを、先週の解説でお届けしました。
「価値観」:
個人的につくられた良いか悪いかの判断基準。
「ビジョン」:
望む未来を象徴する具体的な一場面。
役に立つ目標設定のしかた
さて、目的を明確にしたら、次は目標を設定します。
「価値観」から目標(価値観が大切にされている近い未来の状態)をつくることもできます。
また、「ビジョン」から逆算して目標(ビジョンへのマイルストーン)をつくることもできます。
目標は「目指す方向に関する仮説」です。「◯ヶ月後に〜の状態になっていれば、目的に向かってしっかりと進んできたと言えるのはないか?」。そんな◯ヶ月後の状態が、目標なのです。
そして、当たり前のことですが、クライアントが達成したいと思える目標を設定することが大切です。
同じ目的に向かっていたとしても、様々な種類の目標設定ができるはずです。
例えば、
・TOEICで◯◯点を取る
・◯◯の問題集を3回終わらせている
・英語で◯◯のプレゼンテーションができる
・◯◯のドラマが字幕無しで見られる
・◯◯さんと1時間以上、英語で楽しく話せている
などなど。
ですから、まずは色々な目標設定を行ってみて、その上でクライアントのモチベーションが上がる目標を選択しようとすることをおすすめします。