コーチングブログ
誰でも何でも成し遂げることができる
課題をクリアするリソースがないときは?
私たちは誰でも、目標を設定して課題をクリアするのに必要なリソースを持っています。
けれども、「課題をクリアするリソースはないと思っている(と思いたい)」人々もいます。私たちコーチだって、「ムリ」とか「できない」という気分になるときがあるかもしれません。
そんな時に必要なのが「勇気づけ」です。
困難を切り拓く「勇気づけ」とは
勇気とは困難を切り拓く力です。勇気は本来全ての人が持っているものであり、いつでも湧いてくるものなのです。
ところが、人は勇気が挫かれる体験をすると、勇気を出すのをやめてしまうことがあるのです。これも一種のメガネですね。自分にはできないというメガネで勇気を出すのをやめてしまう。
勇気づけとは、挫かれて勇気を出すのをやめた人に、今一度勇気を出せるように関わることなのです。
どんな時に勇気がわくのか?
『私は自分に価値があると思う時にだけ、勇気が出せる』とアドラーは言います。
「自分に価値がある」というのは、自己受容のことだけを指すのではありません。他者に貢献できたときに「価値がある」と感じるのが私たちなのです。他者に貢献できると感じたときに私たちは自分に価値を感じ、人生の課題に取り組む勇気が持てるのです。
つまりは、共同体感覚を持つと勇気が湧くのです。
共同体感覚とは、
1)自己受容
2)他者信頼
3)所属感
4)貢献感
を持てていることです。
コーチはクライアントとのワークを通じて、クライアントに勇気が湧くメガネをかけてもらっているとも言えるのです。